令和元年がスタートしました

31年続いた平成に終わりを告げ、新たに「令和」の時代がスタートしました。

ここでみなさんもご存知かもしれませんが、身近な元号である「明治、大正、昭和、平成」について元号の由来などを調べてみたので転載させていただきます。

元号の決め方

元号の根拠となっているのは1979年に制定された元号法ですが、これはたった2項から成り立っており、具体的な制定手続きも、元号が満たすべき条件のようなものも規定されていません。
<元号法>
第1項: 元号は、政令で定める。
第2項: 元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める(一世一元の制)。

「年号の歴史」(1996年雄山館発行)によると、元号の選定条件は、
(1)国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。
(2)漢字2文字であること。
(3)書きやすいこと。
(4)読みやすいこと。
(5)これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと。
(6)俗用されているものでないこと。

以上のような条件があるようです。


明治

1868年1月25日(旧暦慶応4年1月1日/明治元年1月1日)から1912年(明治45年)7月30日まで。日本での一世一元の制(元号を君主(皇帝、天皇、国王)の在位中には変えない制度)による最初の元号。
天下は明るい方に向かって治まる」という意味。『易経』の「聖南面而聴天下、嚮明而治」を出典とし、「明」と「治」を組み合わせたもの。

大正

1912年(明治45年/大正元年)7月30日から1926年(大正15年/昭和元年)12月25日まで。大正時代は(年数が大正元年〜大正15年の15年間で、期間は1912年〜1926年の14年間)日本史で一番短い時代区分である。
天が民の言葉を嘉納し、政が正しく行われる」という意味。大正の由来は『易経』彖伝・臨卦の「亨以、天之道也」(大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり)から。

昭和

1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで。
外国の元号を含めても最も長く続いた元号であり、歴史上60年以上続いた元号は日本の昭和(64年)、清の康熙(61年)および乾隆(60年)しかない。
国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う」という意味。四書五経の一つ書経堯典の「百姓明、協萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す)による。

平成

1989年(平成元年)1月8日から2019年(平成31年)4月30日まで、30年113日間=11,070日間。
国の内外、天地とも平和が達成される」という意味。『書経』の「地平天成」と歴史書である『史記』の「内平外成」を出典とし「平」と「成」の組合せになる。

令和

大化から数えて248番目の元号で、2019年5月1日より始まる。
日本最古の歌集『万葉集』の巻五、梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文(「梅花の歌三十二首并せて序」)である。確認される限りにおいて初めて漢籍ではなく日本の古典(国書)から選定された

春の訪れを告げ、
見事に咲き誇る梅の花のように
一人ひとりが明日への希望とともに、
それぞれの花を大きく咲かせることができる、
そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。

日経新聞(2019年4月2日号)より引用

人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味。

改元の経緯としては、上皇となった前天皇2016年8月、高齢に伴い、退位の意向をにじませるビデオメッセージを公表。政府による検討を経て、17年6月、一代限りの退位を認める皇室典範の特例法が成立した。これにより、1817年の光格天皇以来202年ぶりの退位が実現した。


それぞれの元号にはいろんな意味や想いが込められて時代がスタートしてきたんですね。また各時代に起きた様々な事案が歴史となって刻まれてきたわけですが、さて、令和はどんな時代となって私達・子どもたちの未来を彩っていくんでしょうか。

互いを思いやれる心の豊かさがあって、格差や差別や争いなく、万人が心身ともに健康で平和に安泰に暮らせる、そんな時代になってほしいです。
すみのえ育もささやかながらにそのためのお手伝いをしていきたいと考えておりますので、令和元年からも何卒よろしくお願いいたします。

 

令和元年5月1日
NPO法人すみのえ育 理事長 伊達美寿保