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住之江区の子どもを取り巻く環境について考える意見交流会に参加してきました

8月18日(金)18時半より住之江区役所きずなステーションにて標題の会がありました。
住之江区区政会議委員(子ども・教育部会)として出席してきました。

この会では、「子どもの生活実態調査」の結果を元に、区内の子どもに関する課題や意見を出し合い、住之江区役所の「ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画 ver1.3」に反映させ、次年度以降の子ども関連事業の企画の際の参考にすること、そして区内の子ども関連の活動者のネットワークづく りの一助となることを目的としてるとのことです。

この日参加されたメンバーは主に区政会議委員(子ども教育部会+福祉健康部会)たち、自立支援協議会子ども部会の方々、保健福祉課子育て支援室、生活支援課自立支援、保健福祉課地域活動保健、区社協地域支援・見守り相談室、区PTA,などなど。

そしてこの日のお昼もご一緒させていただいておりました枡谷さん(自立支援協議会子ども部会部会長)と安藤副区長から講評や挨拶の言葉もありました。

まずは「大阪市子どもの生活に関する実態報告書」をスライドで見ながら、子どもたちの現状について確認していきます。

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市内全体から見ても、住之江区は若干子どもの貧困が目立つ傾向があるようです。

小5・中2のいる世帯において「貯蓄ができている」と回答したのは、ふたり親世帯が34.7%なのに対して、母子世帯は15.0%だった。また、「赤字である」と回答したのは、二人親世帯が25.3%なのに対して、母子世帯は39.7%だった。5歳時のいる世帯においては、二人親世帯では37.8%が「貯蓄できている」が、父子世帯・母子世帯では赤字が多かった(それぞれ32.1%、16.5%)。

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困窮度別に見た、子どもについて経済的な理由による経験

小5・中2のいる世帯(保護者回答)では、下記の項目が目立ちました。
●子どもに新しい服や靴を買うことができなかった(困窮度Ⅰで24.5%)
●子どもを習い事に通わすことができなかった(困窮度Ⅰで27.7%)
●家族旅行(テーマパークなど日帰りのお出かけを含む)ができなかった(困窮度Ⅰで42.2%)

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困窮度別に見た、経済的な理由による経験

そして、5班に分かれてグループワークを行いました。
私は3班で、微力ながらもファシリテーターを担当させていただきました。

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保健福祉課地域福祉の松永係長による進行。

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保健福祉課地域福祉の田島課長による現状の説明

「みなさんが活動野中で接する(住之江区の)子どもたちの抱える課題とは」をお題として、みなさんで思い思いに付箋に書き出して貼り出していきます。

3班で出た意見は、

  • 朝食を用意されていない子がいる
  • 学校に行けていない子がいる
  • 暴力で表現する
  • よく考えずに友だちがしている(悪い)事を一緒にする
  • 孤食(個食)が多い
  • 食生活が乱れている
  • 家庭環境が親・大人を中心(子供中心ではない)
  • 親が教育できていない・されていない
  • 親が子ども・成長しきれていない  などなど
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3班で意見効果をした内容です。

各班の発表もあり、共通して「貧困の連鎖。親からの影響力が大きい。夢を持てない子ども。発達障害のある子供が多い。不登校の子ども。子どもたちの夜間の徘徊。」などもありました。


 

枡谷氏からの講評のお言葉の中でも、私は下記の言葉がとても印象的で、そして共感を得ました。

『自分の中での「こうあるべきだ」を見つめ直してはどうか?
子育てをするお母さんは子どものためにこうでないといけない、こうでないとダメだという考え。』

『「仕方ないよね」などの言い訳で済まさず本気の大人が増えるとどうなるのか見てみたい。』

『いい空気、いい大人環境の中で子どもたちを育てることが大事。そのためにも親御さんへの支援が必要である。親にとって良い空気の中でお話ができる場作りも大切。』


 

今回はこうして、子どもたちの現状について皆さんで意見を出し合い、様々な情報を共有いたしました。

このような機会があることはとても素晴らしいと思います。
みなさんとやり取りした貴重な意見が、子どもたちの現状に少しでもお役に立てることを願っています。

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お昼に開催した「すみのえ育みマップワークショップ」で作成したマップも展示しました。

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途中経過は撮影する間がありませんでした。これは会が終わってから。

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